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都心のホテルが、ここ最近かなり高くなりました。私は仕事柄も趣味も兼ねてあちこち泊まりますが、「ちょっと一泊したいな」と思っても、都内の使えるホテルは平気で3万円、4万円を超えてきます。そんな中で、私が「これはコスパの穴場だな」と感じているのがヒルトン東京ベイです。
今回は、海もプールも見えるオーシャンビューの客室がHPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)会員価格で¥19,578。しかもディズニーは目の前、都心へのアクセスも悪くない。そんな一泊を、私が実際に泊まったレポートとしてお届けします。先に結論を言うと、コスパとロケーション重視の人にはかなりおすすめ、ただしラウンジで夕食までしっかり、という人には少し弱い——そんなホテルでした。
今回の宿泊:日曜の夜に、ひとりで一泊
今回は日曜の夜から1泊、ひとり旅です。普段は7歳の息子と4歳の娘を連れた家族旅行が中心なのですが、今回は少し事情がありまして、私ひとり。目的は半分が息抜き、もう半分がヒルトンの上級ステータス修行でした。
私はもともとヒルトンのダイヤモンド会員なのですが、2026年にダイヤモンドより上の「ダイヤモンド・リザーブ」という最上級ティアが新設されました。その要件がなかなかの壁で、ざっくり言うと年間80泊または40滞在、かつ多額の利用が必要になります。一気には届かないので、こうして一泊ずつ積み上げていく。今回はその「修行の一泊」でもありました。
そういう動機があると、安くて快適なホテルがありがたいんですよね。その点でヒルトン東京ベイは、修行勢にとっても都合がいい一軒だと感じています。
ヒルトン東京ベイってどんなホテル?
ヒルトン東京ベイは、千葉県浦安市・舞浜エリアにある東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルです。アクセスは、舞浜駅からディズニーリゾートラインに乗って「ベイサイドステーション」で下車。立地としては「ディズニーのため」のホテルという顔が強いのですが、私はむしろ都心ホテル高騰時代のコスパ宿として注目しています。
1階にはコンビニもあって、ちょっとした買い物に困りません。ひとり泊だと、夜に飲み物やつまみをサッと買えるのは地味にありがたいポイントでした。

ちなみに1階のペストリーショップ「フレッシュ・コネクション」では、ヒルトン伝統のヒルトン・ブラウニーが買えます。ヒルトンは「ブラウニー発祥のホテル」として知られていて、これがしっかり濃厚で美味しいんです。お値段はそれなりにしますが、自分へのご褒美やお土産にひとつ、というのはアリでした。
今回泊まった客室:ヒルトンルーム オーシャンビュー・ツイン

今回の部屋はヒルトンルーム オーシャンビュー・ツイン。これがHPCJ会員価格で¥19,578(素泊まり・1泊)でした。この値段でオーシャンビューが付いてくるのが、まず嬉しい。
窓からはプールと海が見えました。チェックインして部屋に入り、カーテンを開けた瞬間に「あ、これは当たりだな」と思える眺めです。都心のビジネスホテルだと窓を開けたら隣のビル、なんてこともありますから、この開放感は¥19,578という値段を考えると十分すぎます。
実際に泊まって良かったのは、この4点です。
- ウェルカムの生チョコが置いてあった(ちょっとした歓迎が嬉しい)
- 洗面台が綺麗で気持ちよく使えた
- 部屋が狭く感じず、使い勝手が良い
- 1階にコンビニがあって便利
ホテルにはそれなりに泊まり慣れているつもりですが、この価格帯で「狭くない・水まわりが綺麗」が両立しているのは好印象でした。


一方で、正直に「惜しいな」と思った点もあります。せっかくのウェルカム生チョコに、箱にもどこにもフォーク的なカトラリーが付いていなかったこと。生チョコって手で持つとちょっと溶けますし、上品に食べたいじゃないですか。小さな爪楊枝でもいいので添えてあると完璧だったな、と思いました。良いおもてなしだからこそ、もう一歩を期待してしまった部分です。
ダイヤモンド特典のエグゼクティブラウンジは「夕食」には軽め
ヒルトンのダイヤモンド会員特典として、エグゼクティブラウンジが利用できます。今回も夕方の時間帯に立ち寄ってみました。

提供されていたのは、チーズ、ポテトチップス、ナチョス(コーン系)、サラダが中心。正直に言うと、肉・米・麺といった「食事らしいもの」がなく、夕食にするには物足りない軽め構成でした。ワイン片手に軽くつまむには十分ですが、「ラウンジで夕食を済ませよう」と思っていると、ちょっと肩透かしかもしれません。
これは比較すると分かりやすいのですが、私がゴールデンウィークに泊まったヒルトン沖縄瀬底リゾートのエグゼクティブラウンジは、普通に夕食として成立する充実メニューでした。同じヒルトン系のラウンジでも、ホテルによってここまで違うのか、というのが正直な感想です。だからヒルトン東京ベイのラウンジは「夕食代わり」ではなく、「ふらっと立ち寄って軽くつまむ場所」と割り切っておくのが正解だと思います。
なお正直なところ、今回ダイヤモンド特典で実際に効いたのはこのラウンジくらいでした。当日予約・仕事終わりの18時チェックインで、予約画面でも上位カテゴリは満室の日。お部屋のアップグレードはなく、翌朝が早かったのでレイトチェックアウトも使っていません。ダイヤモンドでも混雑日や遅めのチェックインだと優待はこの程度、という現実も含めて正直にお伝えしておきます。
プールと子連れ目線:棲み分けを考えると見えてくる
窓から見えていたガーデンプール。眺めている分には気持ちよさそうで、正直気になっていました。ただ調べてみると利用時間に制限があり、雰囲気としても大人向けに感じました。今回はひとり泊なのでプールには入りませんでしたが、いつも一緒の7歳・4歳の子どもを連れてきたら、と考えると少し用途が違うかな、と。

我が家の場合、子どもをガッツリ遊ばせるプールは別で確保していて、龍宮城スパ ホテル三日月のプールを使うことが多いです。あちらは子どもが思いきり遊べるタイプ。「大人がゆったりするヒルトン東京ベイ」と「子どもが遊び倒す三日月」という棲み分けで考えると、それぞれの良さがハッキリします。
子どもをガッツリ遊ばせるプールなら、龍宮城スパ ホテル三日月もおすすめです。

※子どもと泊まりに行くときの持ち物は、こちらにまとめています →子連れ旅行の持ち物まとめはこちら
早朝5時出発でもスムーズ:エクスプレス・チェックアウトが便利
今回は翌朝に予定があり、朝5時にホテルを出発しました。こういう早朝出発のとき、地味に効いてくるのがエクスプレス・チェックアウトです。
これは、チェックイン時に宿泊代を全額決済しておけば、追加利用がなければフロントに寄らずにそのまま退室できるという仕組み(ダイヤモンド特典にも含まれます)。朝5時、フロントに人がいるかどうかを気にせず、荷物を持ってスッと出られるのは本当に楽でした。早朝発が多い人には、この一点だけでも価値があります。
ひとつ正直に書いておくと、朝食の持ち帰り(to-go)はもらえませんでした。早朝に出発する客にサンドイッチなどのto-go朝食を用意してくれるホテルもあるので、少し期待していたのですが、今回は用意されず。なお今回は素泊まりプラン+ダイヤ特典での朝食予定だったので、朝食付きプランだったらto-go対応されたのかどうかは分かりません。ここは断定できないので、正直に「今回はなかった」とだけお伝えしておきます。
料金とポイント:¥19,578で、しっかり修行も進む
あらためて料金です。今回はHPCJ会員価格で¥19,578(素泊まり・1泊)。オーシャンビューでこの値段なら、近年の都心ホテルの相場を思うと、かなり健闘していると思います。
※料金は2026年6月時点・HPCJ会員価格の一例です。料金・空室・特典内容は変動するため、最新は各予約サイトでご確認ください。

そして修行勢として嬉しかったのが、獲得ポイント。今回の1泊でヒルトン・オナーズを合計2,966pt獲得できました。内訳はベースに加えて、ダイヤモンド会員ならではのボーナスが大きく乗っている形です。一泊¥19,578で泊まって、宿泊実績も積めて、ポイントも約3,000pt——前述の通り、ダイヤモンド・リザーブは80泊や40滞在という高い壁ですが、こうして一泊ずつ積み上げていく、その一歩としては悪くない手応えでした。

【番外編】ホテルのWi-Fiは使わない派|モバイルルーター持参のすすめ

これは私の個人的なこだわりなのですが、ホテルのWi-Fiは基本的に使いません。混雑する時間帯は遅いことも多いですし、不特定多数が使う回線はセキュリティ面でも少し不安だからです。
代わりに持ち歩いているのがモバイルルーター(富士ソフト +F FS050W)です。テザリングでもいいのですが、長時間の作業ならスマホのバッテリーを消耗しないモバイルルーターのほうが快適で、速度も安定します。ホテルでパソコン作業をする人には、1台あると本当に便利ですよ。
※テザリングとモバイルルーターの使い分けは、こちらの記事で詳しく比較しています →テザリング vs ポケットWiFiの比較はこちら
まとめ:どんな人におすすめ?
ヒルトン東京ベイに泊まってみて、正直なところ「人を選ぶけれど、ハマる人にはとても良い」ホテルでした。
向いている人
- 都心ホテルの高騰にうんざりしていて、コスパ良く快適に一泊したい人
- ディズニーが目的、または近さを活かしたい人
- ヒルトンの上級ステータス修行を、無理なく一泊ずつ進めたい人
- オーシャンビューや開放感を、手の届く値段で味わいたい人
あまり向かない人
- エグゼクティブラウンジで夕食までしっかり済ませたい人(軽めなので別で食事の用意を)
- 子どもをプールで思いきり遊ばせたい人(用途が少し違うので、目的別に宿を選ぶのがおすすめ)
私自身は「また泊まりたい」と素直に思える一泊でした。海の見える部屋で¥19,578、ポイントも積めて、早朝出発もスムーズ。期待値さえ正しく合わせておけば、コスパの満足度はかなり高いホテルです。次は子どもたちを連れて、ファミリーでの顔も確かめてみたいと思っています。
