目次
はじめに
クレジットカードを整理する中で、必ず考えるのが「どの経済圏に軸足を置くか」という問題。
代表的なECサイトといえば Amazon と 楽天市場 です。
私自身、どちらもそれなりの額を使ってきました。

使うカードについて、私はAmazonなら三井住友のAmazonカードではなく、アメックス(マリオット、ヒルトン含む) を選びます。
理由はシンプルで、最大3%のポイント還元(条件あり) を受けられ、そのままホテル利用に回しやすいから。
衣食住の観点でいえば「住」を確保できるのが大きな魅力です。
一方、楽天市場であれば当然 楽天カード が基本。楽天経済圏の各サービスと組み合わせることで、生活全般を楽天ポイントで支えることができます。
どちらも「衣食住をポイントで回す」仕組みを持っていますが、その方向性はまったく異なります。
この記事ではその違いを整理し、どんな人にどちらが向いているのかを考えてみます。
Amazon × アメックスの強み

高還元とポイントの二重取り
- アメックスカードをAmazonで利用すれば 3%還元(条件あり)。
- 同時に Amazonポイント も貯まる。
衣食住への落とし込み
- 衣:Amazonで服や日用品を購入。
- 食:Amazonフレッシュや日用品をポイントでカバー。
- 住:アメックス(マリオット・ヒルトン・ビジネスカード含む)で貯めたポイントをホテル宿泊へ。
- いざという時はまさに「ホテルに住むように暮らす」体験ができる。
ビジネスカードの可能性
- アメックスビジネスカード利用ならメンバーシップ・リワードが貯まり、
→ マリオット/ヒルトンポイントやマイルに自由に移行可能。 - Amazon決済を「外資ホテル泊」や「フライト」に変えられる自由度が魅力。
楽天経済圏の強み

楽天カード(プレミアム・ビジネス)の組み合わせ
- 楽天市場を中心にSPU(スーパーポイントアッププログラム)で高還元。
- 生活のあらゆる出費を楽天ポイントに高還元で集中できる。
衣食住への落とし込み
- 衣:楽天市場で服や日用品を購入。
- 食:ECサイトはもちろん、・デリバリー・や実店舗スーパーでも楽天ポイント利用可能。
- 住:
- 楽天トラベルで旅行やホテル。
- 楽天でんき・ガス → 固定費をポイントで支払い可能。
- 家を持っている人にとっては「住居費=電気・ガス・水道」の大部分をポイントでカバー可能。
特徴
- まさに「生活インフラ型」の経済圏。
- 改悪リスクや条件の複雑化はあるが、ポイントを貯めていれば失職や収入源時の助けにはなる。

日本推しか、米国推しか

- 楽天カードをJCBブランドにする → 完全に日本国内完結。電気・ガス・トラベルまで日本の生活インフラをカバー。
- アメックス&Amazon → 米国ブランド同士の組み合わせ。Amazon=世界標準の通販、アメックス=外資ホテルやマイルへの移行。
イメージとしては:
- 楽天×JCB:地に足のついた「国内生活派」
- Amazon×Amex:世界に広がる「旅行・ホテル派」
まとめ
- 楽天経済圏は、生活インフラをまとめてポイントで支払える「内需型」。
- Amazon+アメックスは、ホテル宿泊やマイルに繋がる「グローバル型」。
衣食住という視点で見ると、
- 「自宅の生活を支えたい」人は楽天。
- 「ホテルや旅行を生活に取り込みたい」人はAmazon+アメックス。
クレジットカードの断捨離を考えるときは、
自分の生活スタイルが“国内派”か“旅行派”か を軸に決めるのもありかも?
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